「えごま」というと、焼肉屋さんで出てくる葉っぱを思い出す人も多いかもしれません。

今回は使うのは、「えごま」の葉っぱではなく「実」を乾燥させたもの。

「えごま」は、シソ科の植物なので、「しその実」にも似ています。

ちなみに、少し前に流行した「えごま油」はこの「えごまの実」からとった油です。

「えごまの実」は軽く炒ってから擦ると香ばしい、良い香りがします。

ゴマと似た見た目ですが、香りは少し違います。

ただ、なぜか「懐かしい」と感じるん人が多いです。

昔から、東北や北陸の一部の地域でもたべられていて、甘しょっぱい味にしてお餅や茹でた野菜に和えるそうです。

今回は、切干大根の甘さを生かして異国風の和え物に。

えごまの実は油分が酸化しない為に、炒りすぎないようにするのがポイントです。

 

【切干大根のえごま和え】

4~5人前  調理時間15分

 材 料
切干大根 40g
えごまの実(粒) 大さじ3
塩 小さじ1/2
酢 小さじ2~3
サラダ油(あればえごま油)   小さじ2

作り方
① えごまの実をサッと洗って、フラパンに入れて中弱火にかける。パチパチいってきたら火を止める。
1/4を残して、すり鉢でする。 (擦りえごまがあればそれでもいいが、粒を自分で炒ってからすると香りがいい。)
② 切干大根を3cmに切って、ひたひたの水に漬けて柔らかくなったら水気を良く絞る。
③ ①のすったえごまに塩、酢、サラダ油を入れてよく混ぜる。そこに②を入れて和える。
器に盛って、1/4残したえごまを上に飾って完成。