芋がらは、里芋の茎をを干して乾燥させた物です。

生の時は「ズイキ」と言われていました。

カリウム・カルシウム・食物繊維が豊富です。

昔から発育盛りの子供や、妊婦・産後の大切な食品といわれています。

カリウムは体内の余分塩分を排出してくれる役割をしていますので、普段から取り入れて欲しい食材です。

ちなみに私は芋がらをお味噌汁の具にするのが好きです(^∇^)

下ゆでをきちんとしないと、食べたときにイガイガしてしまうので注意してください。

今回は煮もののご紹介です。

この煮物は冷めると味を含んで美味しくなります。

しかも、何とも言えない懐かしくてホッとする味です。

日本人でよかった!

 

芋がらの煮物

 

材 料
芋がら 40g
人参1/2本
油揚げ 2枚
だし汁 3カップ
醤油 大さじ3
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ1/2~1
酒 大さじ3

作り方
①  芋がらを水で洗い、たっぷりの水に約15分程度浸します。 一度水をきり、鍋に入れてかぶるくらいの水と酢を少々を加えます。沸騰させ、約2~3分ゆでてアク抜きをします。 湯を捨てて水洗いしてから水気を軽くしぼります。油揚げは熱湯をかけて油抜きします。

② 芋がら5cm、油揚げ1×5cm大きさに(芋がらの大きさに合わせる)、人参は3mmの厚さの1×5の短冊に切る。

③ 鍋に煮汁の材料を合わせ、中火にかけてひと煮立ちさせ、芋がら、人参、油揚げを煮汁の中に入れれ、再び煮立ったら弱火にし、ふたをして15~20分ほど煮る。火を止めて一度冷ますと味がなじんでおいしい。

※コクが欲しい場合は、③の前に芋がらと人参を油で炒めると良い。