節分の豆

本日節分、そして明日は立春。

四柱推命や風水などの占いなどは、立春をもって年が始まるとすることが多いですね。

ですから、節分の豆撒きは大晦日みたいなもの。

だから節分には、前の年の厄を落とす意味があるんだとか。

最近は豆まきというよりは恵方巻を食べる日になっているようです。

関西では昔から食べていましたが、この辺の地域で恵方巻が始まったのはここ20年位でしょうか?

気づいたらアッという間に、恵方巻を食べる日になってしまいましたね。

節分の福豆ですが、豆を炒るのは、

「拾い忘れた豆から芽が出るとよくない」

「鬼を射る(炒る)にかけている」

などのいわれがあるそうです。

年の数だけ食べるのが風習ですが、そんなに食べられないという場合は代わりに「福茶」を飲む習慣もあります。

福茶とは、福豆をいれた縁起の良いお茶。

作り方は、昆布の佃煮か塩昆布、梅干し1個、豆まきに使った福豆を湯のみに入れて熱湯を注ぐだけ。

豆は吉数の3粒入れるそうです。

梅の花はおめでたい花、昆布は「よろこぶ」にかけているんだとか。

豆がお湯でやわらかくなり、香ばしくやさしい味のお茶です。

ちなみに、清水では落花生を撒くという風習がある地域も。

北海道、東北、信越地方ではおよそ8割が落花生を使っているとか。

昔は東北の移住者が多かった清水らしい風習なのかもしれません。

夕方お客様から、「どこにも豆が売ってなくて困った!」という駆け込み購入がありました。

なんだか福豆の存在価値がどんどん下がっている気がする・・・。

これからは、福豆の文化をしっかり使えていきたいとおもいます。

それから、残った福豆ですがそのまま食べる以外に料理やお菓子に活用できます。

炊き込みご飯やひじきの煮物に戻さずにそのまま入れて火を加えれば簡単に調理していただけます。

お菓子のレシピは、よかったらこちらを参考にしてくださいね!

【くるみと炒り大豆のトフィー】

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