和ナッツのヒミツ①

こんばんは。

蒲原屋三代目、かんぶつマエストロのしんやことみです。

和ナッツの大袋が欲しい!

というお話はよく言われます。

わかります。

いい袋過ぎて勿体ない。

すぐに食べ終わるから、大袋で回数に分ければいいじゃんん。

わかります。

でもね、なかなか作らないのには理由があるのです。

まずは、和ナッツは開封した瞬間から中身の酸化が始まります。

普段、和ナッツの袋ってキュって縮まってますよね?

開封前は、和ナッツの袋の中に酸化防止剤を入れてあるので酸素がない状態なんです。

(中の四角い袋を乾燥材と勘違いしている方も多いですが、脱酸素剤です。あけたら効果はないので捨ててしまってOK。)

ナッツ類、炒り大豆は酸化すると美味しくなくなります。

ていうかすごくまずくなる。

和ナッツが美味しいのは酸化防止剤を入れているから。

だから、できるだけ開封後は早めに食べて欲しいのです。

大袋にしても、すぐに食べるならいいのです。

でも、袋が大きくなった分、開けたり閉めたりの回数が増えますよね。

開封してから結構置いたりする。

そうするとあたしい酸素がどんどん入ります。

という事はどんどん酸化がすすみます。

また、乾燥剤が入っていないので夏場は開封後、空気中の水分がはいってしまいます。

そうすると昆布や炒り大豆がしんなりなってしまいます。

グニャ昆布誕生!(イヤー!)

シナシナ大豆誕生!(キャー!)

無理無理、絶対無理。

そんな理由で、あのサイズが限界なのです。

酸化は味の敵、そして健康の敵!

だから徹底的に酸素を遮断する高価な袋を使い、酸化防止剤を入れているのです。

ちなみに乾燥剤を入れれば?

という方もいますが、乾燥剤をいれらば湿気なくはなりますが酸化はします。

両方入れるのはいろい理由で難しい。

どちらかだったら脱酸素剤の方が重要です。(袋の特性上開封しない限りは湿気ないので)

そんなわけで和ナッツの大袋をなかなか作らない理由です。

あと、そこら辺の袋に今ちょちょっと入れてくれれば、という方もいるのですがそれも無理なのです。

だって、袋詰め前の9種類の材料も酸化や劣化しないように厳重に管理しています。

開けたらすぐに袋を閉めたり、温度管理しています。

なのでそこらへんのをチョイチョイは難しいです。

そんなわけで、今のパッケージは美味しさの追求のための形なのをご理解ください。

あと、価格が高めなのもこの包装に理由があるのです。

美味しさのために湿気も空気も遮断する高価な袋と脱酸素剤を使用しているから。

美味しさにこだわりすぎかもしれませんが、酸素を遮断することで賞味期限も長くしてくれているのです。

あと、酸化した食べ物って体にもあまりおすすめしませんから。

そして、ほかにも製造&袋詰めの工程にこだわりがあります。

そんな続きの話は、また明日。

 

みなさんにとって乾物が身近にありますように。

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