レシピ【ぜんざい(関西)、田舎汁粉(関東)】

こんばんは。

蒲原屋三代目、かんぶつマエストロのしんやことみです。

寒くなってくると「おしるこ」や「ぜんざい」が美味しい季節ですね~。

ところで、みなさんのおしるこって粒ですか濾しですか?

じつは関西と関東では、「おしるこ」や「ぜんざい」の定義が違います。

関東ではおしるこは粒も濾しもおしるこ。

だから、粒がある場合は「田舎しるこ」、ない場合は「御膳しるこ」と呼んだりします。

関西では、粒があると「ぜんざい」粒ない場合が「しるこ」。

で、関東の「ぜんざい」はどんなものかというと汁がない粒あんに餅や白玉の添えたものなんです!

ちなみに関東でいう「ぜんざい」は、関西では「亀山」となります。

もう訳わからないかんじですよね

ちなみにみなさんは粒がある方とない方がお好きですか?

私は、断然粒がある方が好きです。

小豆の香りがとてもいいし、食物繊維がたくさんなので体にもいい。

関東でいう「田舎しるこ」、関西でいう「ぜんざい」が好みです。

そこで今日はレシピを紹介します。

材 料    小豆 200g
きび糖 150~200g
塩 少々
おもちor白玉 適宜
作り方
①  小豆をさっとあらってたっぷりの水と鍋に入れて火にかける。沸騰したら15分ほど茹で火を止めて水を変える。
(小豆のアクが気にならなければ水を変えなくてもいいです。私は蒲原屋の小豆を煮る際は水を変えません。)

②  ①を再度15~20分茹でたら火を止め蓋をして蒸らす。冷めたら小豆の硬さを確認する。
小豆が指で簡単に潰れるまで 茹でる→蒸らす を繰り返す。途中で水が足りなくなったら差し水をする。

③  小豆が柔らかくなったら②に砂糖を加えてよく混ぜてから火にかける。砂糖が溶けたら塩少々を加えさらに火に
かけて塩が溶けたら火を止める。(少し置くと味がなじん美味しくなる。)
器に盛って焼いた餅か茹でた白玉を載せて完成!

ちなみにコツは、小豆を洗った後に浸水をしないこと。

小豆は浸水してもしなくて煮る時間に差がない事が科学的に立証されているそうです。

むしろ暑い時期に浸水を長くすると発芽してしまう場合もあります。

なので、躊躇せずに洗ってすぐに煮てください!!

蒸らしを入れないでずっと火にかけていてももちろん煮えます。

ただ蒸らした方が、火をつけっぱなしでないので手軽でエコだと思います。

小豆の種類や砂糖の種類・量はお好みで変えても。

汁気が多いのが好きな方は、小豆が煮えてからお水を足せばいいです。

あくまで私の好みなので、繰り返すうちに自分好みを見つけてくださいね~。

 

みなさんにとって乾物が身近にありますように。

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