昨年の11月6日に就労体験の蒲原屋を卒業したK君。
今日は、手土産をもって、仕事の報告に来てくれました~。
自分の働いたお金でぶどうとマスカットのセットを持って!
しかも、私だけでなくスタッフせっちゃんにもです。
初めて店に来た日は、おびえた小動物のように自動ドアが開く度にピクッとなっていたK君。
そんな彼が、「お世話になったお礼です。すぐに来なくてすみません。」
そんな風に挨拶をしながら顔を出してくれた。
あの頃とは全然違う、とても頼もしい青年の姿がそこにありました。
あぁ、人って成長するとこんなにも変われるんだな。
こういう成長や変化をみると、応援してよかったと感じます。
そして、パワーをもらいます。
今まで何人も、ひきこもりの若者の就労体験をボランティアで受け入れてきました。
私は、こうした人と人のつながりをとても大切にしています。
小さなお店(会社)ができることに限界はあります。
でも、楽ではないけれど、頑張る人の応援をするのが店の存在意義だと思うからです。
器用で手を抜きながら上手にこなす要領のいい人と、不器用だけれど素直に真面目にコツコツ努力する人。
あなたはどちらを応援したいですか?
わたしは、後者の応援をしたいです。
そんな人が報われる世の中になって欲しいと思いますし、そんな世の中の方が安心して生きやすいと思うのです。
要領いい人が得をして、真面目な人のことをバカにする。
今の社会は、そんな風潮のような気がします。
本当に、それでいいのでしょうか?
器用に出来ないけれど、コツコツ頑張っている人をバカにするような社会は好きではないです。
私は、真面目に頑張っているひとが報われる社会にしていきた。
だからこれからも、不器用でも真面目でコツコツ頑張って行く人を全力で応援したいと思います。
安心できる社会を作る。
若いころ福祉の仕事をしたいと思っていましたが叶わなかった。
その夢がこうして叶っていくことを、今はすこし嬉しくも思っています。
ガンバレ、K君!
私も、(多分スタッフもお客様も)全力であなたを応援していますよ!
卒業のころのK君です。
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