一番大事な調理道具

こんばんは。

蒲原屋三代目、かんぶつマエストロのしんやことみです。

私、フードプロセッサーやスライサーなどの道具はほぼ使いません。

洗うの面倒だし、しまうの面倒だし。

色々バラして洗うのってすごく面倒なんです。(←ズボラ)

しかも、刃の部分を洗う時切りそうなんだもの。

しまったり出したりするのも面倒。(←やっぱりズボラ)

かと言って、出しておくのは狭くなるからイヤ~。

わがままです。

だから、包丁とまな板があれば色々な道具はいらない主義なのです。

(まぁ、仕事柄フードプロセッサーをもっています。実はいただきものです。)

ちょっといい包丁をしっかり研ぐ。

そして、上手に切れるようになった方が料理時間が早いの。

洗うものも少ないし無駄がない。

でも、フープロやスライサーを使わない一番の理由は「おいしくない」から。

野菜をスライサーで切るのと、切れる包丁で切るのとでは味や食感が違います。

スライサーやフードプロセッサーも刃がすごく良いものならいいのかもしれません。

ただ、ほとんどが研ぐことができないものです。

そうなると切れない刃を使い続ける。

それは、刃物できるのではなく力で切っています。

というか、細胞を潰してちぎるに近い状態。

そうすると細胞が壊れる量が多くなり、細胞液がたくさん出るから美味しくなくなるんです。

水がたくさん出てしまう=「水っぽく」なります。

だから、切れない包丁で切ったものも同じ美味しくない。

野菜もですが、お刺身なんかは切れるか切れないかでてきめんに違う。

だから板前さんは、しょっちゅう包丁を研いでるわけです。

ちなみに切れる包丁では、あんまりケガはしないです。

ケガをする時って、ほぼ包丁が切れない時。

切れないと刃が滑るからケガをする。

しかも、切れる包丁で切ると傷がすぐにくっつくのよー。

治りが早い。

多分、細胞の破損が最小限だからだと思う。(私の経験)

というわけで、切れる包丁は調理道具で一番大事だと思っています。

信じられないかもしれませんが、一度比べてみてください。

ホントに驚くほど違います。

ぜひ、包丁を研いでみて試してください。

自分で研げない方もいますよね。

そんな時は、蒲原屋の少し先にある「菊幸」さんと言う刃物屋さんで研いでくれますよ。

よかったら一度研いで貰ってはいかがですか?

蒲原屋で聞いできたよ、と言ってみてください。

多分…何もないです。

嫌がられたりはしないと思うけど…。

 

みなさんにとって乾物が身近にありますように。

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